ベースライン・サーベイが始まりました

JAMPは農村に住む 住民が砒素汚染を自分の問題として認識し、自らその解決に当たる能力を形成することを大きな目的にして行なわれています。しかし、大きな費用がかかる代替水源を計画、建設することや、深刻な砒素中毒患者のケアを住民がすべて自力で行なうことは困難です。そのため、JAMPでは現在あるバングラデシュの行政機構を使って、そのような住民のニーズを行政が支援する制度を作ることを目指しています。

住民を対象にしたベースライン・サーベイでは住民の持つ砒素汚染や砒素中毒に関する知識,意識,認識についての現状を記録し、また砒素対策に関連する行政サービスについて住民がどのくらい知っているか、行政をどのくらい信頼しているかなどについての調査を行なっています。その後、中間評価を経て同じ内容の調査を約2年半後に行い、プロジェクトの活動が住民の能力や意識にどのような変9_feb_20061化をもたらしたかを評価することになっています。

(写真右:大切なベースラインサーベイ。良いデータが取れるよう調査内容、方法など細かく話し合います。)

今回のベースライン・サーベイは24日にスタッフとの打ち合わせを始め、今週は実際に村で調査を行なう調査員のトレーニングを行なっているところです。これまでAANが活動してきたシャムタ村やマルア村の青年たちが調査員として参加していて、懐かしい顔がたくさん見られ、和やかな雰囲気で進んでいます。

来週からはいよいよ本調査です。本調査はシャシャ郡、チョウガチャ郡それぞれ一週間に一箇所のペースで、四週間続け、合計で八つの村で行なう予定です。

9_feb_20062筒井康美さん(写真左)谷研究室の学生さん。谷先生の指導のもと、これから約1ヶ月間、本ベースライン調査をフィールドで取り仕切ってくれます。

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