バングラデシュに到着してから1ヶ月、プロジェクトのいろいろな問題をクリアにするため、プロジェクトダイレクター(PD)であるMr. M. Shafiqul Islam氏(LGD Deputysecretary)のいるダッカへやってきた。
日本からのダッカについたときはさほど感じなかったが、ジェソールから出でくると、生活水準、物価、環境など、すべてにおいて大きな違いがあることに改めて気づかされる。今のダッカでは、カップラーメン、日本食、高級アクセサリーと生活していく上で手に入らないものはほとんどない。
10年まえ電話一つかけるにも電話屋さんに出かけたことが嘘のよう人々は携帯電話を手に会話を楽しんでいる。
さて、我々の活動の良き理解者であるShafiqul氏は、地方行政農村開発協同組合省地方行政局の部長クラスの要職にあり、超多忙な業務をこなしている。このため、9日の業務時間中にセクレタリーアートで事 務的な打ち合わせを行い、10日(金)の休日(バングラデシュでは金曜が休み)に自宅に押し掛けるように、プロジェクトの内容についての打ち合わせを行った。
9日の会議では、お互いの条件をぶつけあう会議であったため、かなりの緊張もあったが、翌日はベンガル語が達者な我らの専門家中村(啓発)、松村(地方行政)とともに彼の自宅を訪れたこともあって、打って変わって、和やかな雰囲気のまま会話が進んだ。
国の役人でありながら、彼の視線はとても低い。住民参加型のワークショップについての彼の説明が印象的であった。
「ファシリテータが良くいすに座って会議を運営することがあるが、参加者と一緒に地べたに座って同じ目線ではなす必要がある。そして、人を指すときに人差し指を絶対に使ってはいけない.....と」住民のことを大切にしていることがよくわかる。
当たり前のことのようであるが、上下関係がはっきりしているこの国で、上級役人である、Shafiqul氏から、この言葉を聞けたことは、とても頼もしい。そして、来月から、Shafiqul氏が定期的にジェソールを訪れ、カウンターパートや専門家と対話を持つとともに、住民参加型ワークショップの手ほどきをしてくれることになった。
フィールドにでられない日々が続いているが、ダッカでの収穫を手に、ジェソールへ荷物とともに陸路で帰ります。
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