« 安全な水を造ること | トップページ | ファンドレイジング »

土呂久・新緑を愛でる会

5月16、17日の両日、高千穂町土呂久で「土呂久・松尾等鉱害の被害者を守る会」の総会、被害者の方々との交流会を開催した。宮崎、鹿児島、関東から10名の参加、高千穂、土呂久からは被害者3名を含む7名の参加とにぎやかな会となった。

今年は、前日15日にバングラデシュから帰国したばかりの対馬さんも参加した。初めての参加者として、南九州大学で英会話を教えていr、アメリカ出身のブライアンさんがおられた。いつもの、橋口会長、上野先生も交えて砒素汚染かや環境、政治、国際問題に係る様々な話題に時間を忘れるほどであった。

被害者のハツネさん、ヨシエさん、直さんたちからは現在の様子や、昔の話を聞かせてもらった。とりわけ直さんからは戦前の砒素による影響、戦争の戦地のこと、戦争終了後の捕虜生活の苦労話をきかせていただいた。話をお聞きしながら、皆でいただく夕食はいつものように、佐藤マリ子さんの心のこもった煮しめなどをおいしくいただいた。

翌、17日は、朝少し早く土呂久林道を上がって、滝の近くでコーヒーをいただいた。昼食近くになり、雨が強く降り出し、やむなく下山し土呂久山荘内での昼食となった。山で佐藤真市さんから聞いたのは、土呂久の山の植生が、今大きく変わろうとしているとのこと。原因は鹿の増加に伴う食害で、鹿の好む植物がどんどん消えていっているとのことであった。

被害者の方々は、すでに90歳前後と高齢になられている、皆さんのお話を聞きながら土呂久で学べることは、皆さんの年齢や経験と同じように大きく深いものがある。かつて、鉱毒により鉱山周辺の人、家畜、農作物、自然に大きな被害を出した土呂久であるが、それからほぼ半世紀、又大きな変化が起きつつあることを感じる2日間であった。

|

« 安全な水を造ること | トップページ | ファンドレイジング »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 土呂久・新緑を愛でる会:

« 安全な水を造ること | トップページ | ファンドレイジング »