水について考える

皆さんは、「水の日」「水週間」というものがあるのを知っていますか?

 これは、水の大切さや水資源開発の重要性に対する国民の関心を高め、理解を深めるため、昭和52年の閣議了解により政府が定めたものです。年間を通じて水の使用量が多く、水についての関心が高まる時期であるため、8月1日を「水の日」とし、8月1日~7日を「水の週間」としています。特に平成26年8月1日は、3月に水循環基本法が成立し、法律で定められた初めての「水の日」となりました。
(※上の文は一部、国土交通省の文を用いています)

 私たちの生活では水の存在が当たり前であるため、水に関して考えたりする時間は、少ないと思います。日頃から「水」について考えることも大切ですが、特にこの様な期間を利用して水と関わってほしいです。
 この期間は、多くの場所で展示会やワークショップや作文コンクールなど様々なイベントが実施されます。

 最近私は、実家の農作業を手伝った際に農業と水について考えました。苗を植えながら植えた苗に水をあげる父の様子を見て、私達が食べて生活していく為の水の重要さを感じ、加えて植物の成長を祈りました。

参考文献:国土交通省HP
http://www.mlit.go.jp/mizukokudo/mizsei/mizukokudo_mizsei_tk1_000051.html
写真:胡瓜の苗(撮影:西村恵美)

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私達の水利用に関わる『レジオネラ菌』

こんにちは。インターンの西村恵美です。

最近冷たい雨が降る日や暑くてジメジメした日が続いてますが、いかがお過ごしょうか?

今回は『レジオネラ菌』について記載します。

そもそも、皆さんレジオネラ菌という言葉を聞いた事はありますでしょうか?

衛生管理が行き届いていない設備機器(公園の噴水など)やプールで飛び散る水、入浴施設の浴槽や冷却塔の水に潜んでいます。

人間に対して直接的に害を与えます。(症状:肺炎・発熱・呼吸困難))特に、病気や高齢者、乳幼児など抵抗力の弱い人が感染しやすい傾向があり、場合によっては死に至る可能性もあります。

最近では、2014年6月に、S県で温泉設備を利用した男性3人が発熱・呼吸困難などの症状を訴え、60代の男性が死亡しました。

外国でも2012年にカナダでレジオネラ症の問題がありました。

(http://www.suirikyo.or.jp/news/news.2014.html 社団法人 全国水利用設備環境衛生協会)

こういった状況から、社会では検査を適切に行う取り組み、水利協では施設を利用する皆様が安心できる環境を作り上げるため、水利用施設の定期的な掃除・検査・アドバイスを行っています。

水と人との生活の間には、私たちが知らない出来事や現状があふれていると思います。そういった事実を知る事は大切だと思います。

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インターンの最近の活動!

こんにちは。インターンの西村恵美です。

6月に入り梅雨入りが発表されました。

今年は、九州南部・北部では平均より2日・3日早いが、去年と比べると遅い梅雨入りになりました。

今回は最近のインターン活動報告をアップします。

今年4月から約1年をかけて、もっと水やアジア砒素ネットワークのことを知ってもらおうを主旨に、イベント等で活用できる装置(水浄化装置、ポンプ)を製作をおこなっています。

今は浄化装置の製作をしており、事務所の方や大学の先生のアドバイス協力をもとに装置の仕組みの勉強や実験を繰り返しおこなっています。

なかなか、砒素がどのように除去されるかを再現するのに苦戦していましたが、イベントに来てくださった方が、アジア砒素ネットワークが使用している水浄化装置の仕組みを知ってもらうために、これからも思考覚悟を重ねながら製作をおこなっていきます。

完成した際には、是非イベントで装置実験を試してみてください。

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水と自然災害 in宮崎

 こんにちは。インターンの西村恵美です。

宮崎は桜も散り、学校では新入生を迎え、職場では社員が入社してくる など新しい出会いと期待であふれているのではないでしょうか??

今日は、現在メディアなどで話題とされている『南海トラフ』に関連して、今までに宮崎で起こった水に関係する自然災害について記載したいと思います。

 宮崎は、豪雨や台風による洪水の災害が過去何度かありました。建物の被害や死者が出るほどの大きな被害もありました。1600年代~1800年代には地震による津波の災害があり、津波の規模は様々ですが、高さが30m以上で500㎞以上の海岸線に顕著な被害もありました。

 こういった過去の水に関する災害や先日起こった東日本大震災を糧に、いつ起こるかわからない自然災害と向き合っていく必要があると思います。地域の災害対策のイベントや訓練に参加したり、家族で災害について話し合ったりしてみるのも大切なことです。

 水は私たちが生活していくために欠かせないモノですが、災害という形で私たちに害を及ぼす時もあります。人間と水が上手く関わっていく事は難しいですが大事なことですね。

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宮崎の農業と自然

 こんにちは。

 インターンの西村恵美です。春になってきましたね!

私は大学のバスケ部でなかなか活動ができず、運動不足で困っています!

 今日は宮崎の『農業』とそれに使われる水について少しご紹介しますね。

日本の水総使用量834億トンに対し農業用水は549億トンになり、65.8%を占めています。

(農業で使用する水を農業用水という。)

 私の育った宮崎県は全国でも自然豊かな県の1つです。

水田、農産物、畜産など幅広い範囲で自然を融合した農業がされています。

よって、農業を行うに際に農業用水は重要な資源のひとつです。

実は、私の実家も農家を営んでおり野菜やお米を作っています。

なので、小さい頃から自然を活用した農業を身近で見てきました。

そんな中、両親や祖父母の話を聞くと、やはり水の存在は大きいと言っていました。

宮崎県では、高齢化・過疎化・混住化が進んでいる現代の状況なんとかしようと【農地・水保全管理支払交付金を通して、地域住民と農家が共同で行うこれら施設の維持補修や農村環境を良くする地域活動への取組】と推進して様々な活動を行っています。

(活動内容は、宮崎県のHPに記載されています。)

県の活動と共に私たちが身近で出来ることを自ら考えかつ行動していくことが大切です。

まずは…

・自分の周りにある川や水路などの水資源を汚さないようにする。

・自然や農業と触れ合える機会があったら進んで参加する。

など、小さいことから始めてみるのも良いかもしれません。

私も、中学までは父の農業の手伝いをしていました。手伝いを通して、農業の大変さや、難しさを痛感しました。水がないと、おいしい野菜も実らない事も痛感しました。しかし、農家の娘に生まれて、自然の美しさや、そこでの楽しみが学べたことも事実です。

日本にはまだまだ魅力的な自然がいっぱい!一度、家庭菜園にチャレンジしたり、農業に触れてみて、その大切さを感じてみてはいかがでしょう?

参考文献:http://www.pref.miyazaki.lg.jp/nousei/nouson/nn/noutimizu.html(宮崎県HP)

http://www.suntory.co.jp/company/mizu/jiten/life/li_16_01.html(サントリーHP)

(記事:西村恵美)

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